本田圭佑選手の練習方法

ピアノの練習をしていて、例えば"ミ"を"ファ"と弾き間違えてしまうことがありますよね。
あなたは音を間違えた時、すぐに正しい音を弾き直して、そのまま先に進んでしまうことはありませんか?
もしその習慣があったとしたら、すぐにやめましょう!

間違えた時に大切なことは、そこにの部分に対してすぐに「Why?」と疑問をぶつけることです。


間違えてしまった時に、「何故ここの部分は間違えてしまったのか?」「何故いつもここで止まってしまうのか?」というように、間違えたり止まってしまったりする原因を自分で考えようとすることがとてもとても大事です。

"何となく間違えてしまった"のと、"間違えてしまった理由が明確に分かっている"のでは、その後のその部分の弾き方が大きく変わってきます。


間違えてしまう理由は様々で、例えば「音の飛躍が激しい」「指遣いが弾きづらい」「手首の位置がおかしい」「目の使い方に工夫が必要」など、単純な理由もあれば、前後の部分が関係してくる問題だったり、そもそも手の大きさの問題などで弾きづらいということもあるでしょう。
ゆっくり一音一音の繋がりや動き、指遣いや手首の位置などを確認していくと、気付くことがあるはずです。いくら考えても思いつかない時は先生に聞くのも良いと思います。
そうして理由が分かったら、次はそこの部分の練習方法です。


ゆっくりの練習、リズム練習などパッセージによって様々な練習方法があると思いますが、ある程度弾けるようになってきたら、ここでサッカーの本田圭佑選手の練習方法を取り入れます。


間違えた箇所を5回連続でノーミスで弾けるまで弾く


ポイントは、"5回連続"というところです。
例えば、4回連続成功して、次の1回でミスしてしまったらカウントはリセットされ、1回目からやり直しとなります。
本田選手は、3回連続でサッカーゴールのポール部分にボールを当てられるまで練習するという方法を実践していました。
私はそれを3回ではなく5回にしていますが、5回連続ノーミスで弾けるぐらいまでにしておかないと、そこの部分が弾けるようになったと思ってはいけないと思うんですよね。
2回ぐらいだったら、偶然でもノーミスで弾けると思います。5回連続というのは思っている以上にハードルが高く、特に難しいパッセージの時にはいつになったら5回連続でできるようになるんだーーと思わず嘆いてしまいそうになりますが、ここで根気強く何度も挑戦するのが上達への第一歩なのです。
あと、この練習方法は"5回連続成功させるぞ!"と緊張感を持ってしっかりと集中して取り組むことができるので、集中力のアップにも繋がります。


ピアノでもサッカーでも、体に覚え込ませるまで何度も何度も練習するという点は同じですね。

ぜひ今日ここに書いたことをまだ実践したことがなければ、試してみてください!

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