お家での練習で気をつけたいこと

コロナウイルスの影響で暫くレッスンがなくなってしまった方も多いかと思います。

毎日の練習のモチベーションとなっていた毎週のレッスンがなくなってしまい、聞きたい箇所も先生に聞くことができずどうしたらいいか悩んでるお子さんも多いかと思います。

こんな時の練習方法ひとつで、演奏も変わってくるでしょう。

今日は、自分自身で気をつけられる練習のポイントを簡単に3つ挙げてみました。ぜひご自身の練習に活かしていただけたらと思います。


【練習で気をつけたいこと】

1. 先生が見ていないから、とテキトーな指遣いで弾かない

よく、弾くたびに行き当たりばったりの指遣いで弾いてしまう生徒さんがいます。手の大きさや弾きにくさなどで何か理由があって指遣いを変えたとしても、練習する時は常に同じ指遣いで弾くように心がけましょう。毎回違う指遣いで弾いていると、何度練習しても指が覚えてくれません。暗譜が苦手、ミスタッチが多いという人は特に気をつけるようにしましょう。

2. 自分の演奏を録音してみる

日頃から自分の演奏を聴く習慣を身につけましょう。特に今レッスンがない人は自分自身が先生になったつもりで、楽譜を見ながら自分の演奏の録音を聴いて注意点を書き込むなどして、自分の演奏を厳しい耳で聴いてみてください。弾いているだけでは分からない、新たな発見もあるでしょう。

3. 通し練習ばかりしない

通して弾く練習は最初と最後だけでもいいぐらいです。通し練習をすると"練習をした"という満足感を得やすいですが、一回通して弾くだけでそれなりに神経も集中力も使いますし、弾けない部分はずっと弾けないまま、ただ繰り返し練習しているだけになってしまいます。弾けていない部分はすぐに弾き直すだけでなく、必ず止まって、何故この部分が弾けないのか考える癖をつけましょう。手首の位置、指遣い、音の飛躍など様々な観点から理由を考えると、自ずと弾けない原因が見えてきます。


今日は基本的な三つのことを書いてみました。ぜひご自身の練習に活かしていただけたら嬉しいです。

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